ポスティングシステムでのMLB移籍が予想されるスワローズの岩村さん。MLBに移籍した場合、どの程度のレベルの活躍が出来るのか??日本で同じくらいの打撃成績を残しMLBに活躍の場を移した3選手(井口、城島、松井稼)と比較しながら占ってみます!
まず打率。メジャー移籍直前の3年間、打率ランキングで24→4→4だった井口はメジャー移籍後は.278→.281、9→3→14だった松井稼は.272→.255→.267、6→3→7だった城島は.291。城島は球場差を考えると並みの球場では.300くらいになります。そして岩村のここ3年間の打率順位は19→6→5。渡米直前の打率順位が14位だった松井稼よりは期待できそうですが、城島レベルは厳しく、打率の面では井口と同じくらいと予想されます。ということで打率は.280近辺かな。
MLBとの差が最も激しい長打力。打率同様にNPB最後の3年間の長打率で考えると、移籍1年目で18本塁打(長打率は.451)した城島は5→3→6、2年で33本塁打(長打率は.438→.422)の井口は19→6→7、3年で13本塁打とMLBでは全く長打力を発揮できていない(長打率は.396→.352→.379)松井稼は12→2→9でした。岩村は7→6→5なので井口以上城島未満といいたいところですが・・・。
松井稼のダメっぷり、松井秀喜が1年目に16本塁打と苦戦した事、イチローのISOP(=長打率−打率)の低さがMLBトップクラスな事、などを考えると予想を下げざるを得ません。さらに井口と城島はヤフードームでの成績なのに対してスワローズ岩村の本拠地は狭い神宮球場。となると井口の方が長打力は上と考えられ、結局.400〜.420程度ですかねぇ・・・。
そして出塁率。NPB時代の成績を比べると、四球を選ぶ能力は松井稼と城島には勝っていて、井口と同等かそれ以上といったところ。ただイチロー、松井秀を含め全員に当てはまるようにMLBに移籍すると四球率は大きく下がります。やはりNPBとMLBでは警戒される度合が違うようですね。というわけで四球/打席数は.080〜.100くらいかな。
これで予想される打撃成績はフツーレベルの本拠地だと打率/出塁率/長打率−.280/.345/.410といった感じですかね。レギュラーで600打席くらい与えられるとしたら下のような感じになるはず。参考までに今年の成績もアップしときます。 Year TM G TPA AB R H 2B 3B HR RBI BB HBP SB CS GDP AVG OBP SLG OPS 2006 ヤ 145 621 546 84 170 27 2 32 77 70 5 5 1 5 .311 .389 .544 .933 2007 -- --- 600 530 -- 148 26 2 13 -- 53 5 8 3 5 .280 .345 .410 .755 守備力はゴールデングラブを5度獲得したこともあったりでまぁまぁ上手いはず。それとここにきてセンターも守るというニュースも出てきました。センターをフツーにこなせるようになれば大きなプラスポイントになりますが・・・さすがにいきなりそれは難しい?
サードはA−ROD、ローレンを始め比較的攻撃力の高い選手が多いので、セカンドの井口、キャッチャーの城島と比べると攻撃力にアドバンテージがるわけではないのでこの二人よりはやや厳しい状況と言えます。ライバルがかなり弱いチームに行けば常時レギュラーの可能性もありますが、並みのレベルのチームだと常時スタメンはやや厳しそう・・・阪神の関本くらいの立場(まずまず試合には出れるけど基底打席にはちょっと足りないくらい)になりそう。契約としては年平均150〜300万ドルの単年もしくは2年契約といったとこでしょうか。
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